こんにちは!

ものジム生徒のカワカミです。



今回は"実践的な起承転結の活用法"についての

講義が行われました。

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起承転結といえば、物語をつくる際によく言われることですが、

この起承転結をベースに、話を膨らませていく方法を教わりました。




その際に使われたのが、童話や昔話。

まずはこれらの話を元に、起・承・転・結をそれぞれ一行で書き出します。



その後、それを元にアレンジを加え、あらすじを書き起こしていく形で、

実践を行いました。
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このときに重要なのが"転"の部分。

物語を作る際に重要となる部分がここであり、童話や昔話を

一行で書き出すときに、どの部分を"転"に置くかで、

作品の内容がガラリと変わるのです。



実際に、ものジム生徒の全員が「赤ずきん」の童話を元にアレンジをしましたが、

どれも全く違うアレンジが加えられていました。

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中でも話題になったのは、島根県出身でなぜか鳥取県をライバル視している

生徒の作品です。


その作品を、今回は特別に掲載したいと思います!

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あるところに、赤ずきんと呼ばれる女の子がいた。

彼女は島根県生まれ島根県育ちの、生粋の島根県人。

赤ずきんはお使いを頼まれて、これまた生粋の島根県民のおばあちゃんの所へお見舞いにいく。


その道中で、鳥取県ナンバーの車が、赤ずきんのそばで停まる。

窓から狼の様な男が顔をだし「おじさんと楽しい県にいかない?」と赤ずきんに声をかけてくる。

赤ずきんは、おばあちゃんのお見舞いに行く最中だからと断るも、

ついうっかりおばあちゃんの家の方向を教えてしまう。


実は狼のような男は鳥取県のお偉方で、先回りして、おばあさんの家に着くや否や、

おばあさんをを鳥取に移住させる手続きをするため、無理やり役所へ行かせた。

そして、お偉方はおばあさんになりすまし、赤ずきんをまつ。


赤ずきんが到着し、おばあさんに話しかけると、赤ずきんは違和感に気づく。

なぜ今日はナマリが変なのか。「さぼす」という言葉が通じないのか、

島根のローカルCMを知らないのかを問いただすと、お偉方は正体を現す。


島根県に人口が負けていることが気に食わないからと白状すると

赤ずきんも無理やり鳥取に移住させようとする。

そこに、島根県のお偉方が駆けつけ、鳥取県のお偉方を追い返し、

おばあちゃんは島根県に帰ることが出来た。

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…いかがでしょうか?

この他にも、いろいろな赤ずきんが登場しました!

みなさんでしたら、どんな赤ずきんになるでしょうか?





さて、来月からは文章強化期間です!

今までより長期的なスパンで文章に取り組み、作品を作っていきます!

どのような作品が生まれるのでしょうか?

次回のブログも、おもしろカッコイイぜ!