こんにちは!



ものジム生のモリカワです!!




今回は、「様々なジャンルの書き方&伏線の張り方」
について講義を受けていきました。




まずは伏線の張り方からでした!

IMG_3802





こちらの講義ですが・・・




目から鱗が溢れ出てくる内容でした!!!!!







秘中の内容でしたので、残念ながらここで書くことは出来ませんが

ものジムに入ればこの講義を受ける事が出来るかもしれません!!!!




・・・・・・・・・





・・・ものジムに入ればこの講義を受ける事がでry









申し訳ありません、少々取り乱しました・・・










その後、様々なジャンルの描き方の講義を受けていきました!


★脱日常の描き方



いわゆるファンタジー物ですね。

この時、注意しないといけないのが安易に異世界モノを描かないことです。

異世界だったらなんでも自由に書けるという訳ではありません。

むしろ異世界モノを書く方が、より困難となっています。








では、どのようにして脱日常を書いていくかというと・・・



ズバリ、  「日常との共通部分から書く」   です



普段の日常からグラデーションがかかった形で脱日常の部分を書いていくと
うまくいきやすいです。



★ホラー、サスペンスの書き方



こちらの内容は
課題で好評だったジム生の作品を見ながら考えて行きましょう。


その作品がこちら↓↓↓↓



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





「ふー…、今日はファンメールどれくらい来てるかなー」


半年前に「チキチー」という名前で、ワラワラ動画の生放送主として、ホラーゲーム実況をしている俺は、
超大げさなビビリ方と絶叫が視聴者にうけ、そこそこ有名になっていた。

ファンメールもたくさん来るようになり、「チキチーさんの悲鳴最高!ww」とか、
「○○というホラーゲームをぜひプレイしてください!」というメールは、
もう見飽きたほどだった


そんな中いつものようにファンメールをチェックしていると、一通目にとまるものがあった。
「私が作ったホラーゲームをプレイして下さい!」という内容だった。
なんでも、俺に絶叫してもらうために、頑張ってホラーゲームを作ったという。

「これはいいネタになる」

俺はすぐにメールに書かれたアドレスから、ゲームをダウンロードし、
「ファンから送られてきたホラーゲームに挑戦!」という生放送枠を建てた。

いつもの

「今日はね、なんとファンの方が送ってくれたホラーゲームをプレイしようと思いまーす!」
「さっそく起動っと…うわっ!!」

ゲームを起動すると、タイトル画面には不気味な女性がコッチを向いた絵が映し出され、
さっそくびびってしまった。

「タイトルで悲鳴あげてるっw」「この絵こわーw」

よしよし、コメントも盛り上がっているようだ。

「ああ、びっくりしたぁ…これ相当怖いゲーム作ってくれたんじゃね?
 とりあえず、スタート!」

タイトル画面から進み、切り替わった画面には、狭い部屋のMAPが映し出されていた。
MAPはまるでファミコンを思い出すようなドット絵で書かれてあり、それが帰って不気味でもあった。

「うお、レトロチックでこわー! これもしかして自分で描いたのかな? だとしたらすげー!」

MAPの部屋は、マス目でいえば、だいたい十数マスくらいだろうか。
その中に、冷蔵庫や机、パソコンなどが置いてあり、マンションの一人暮らしを彷彿とさせる部屋だった。

そして、その部屋の玄関に、主人公と思わしきキャラが立っていた。

「このキャラが主人公?
 この部屋を調べて行けばいいのかな?」

コントローラーでキャラクターを動かしていく。
タンスの前に立って調べると「見慣れたタンスだ」との一言。

「それだけかい!」

コメントでも
「うん、タンスだな」「それだけ?」
と、どうコメントしていいか困っている様子だった。

冷蔵庫やパソコンを調べても「見慣れた○○だ」としか表示されず。
何度調べても、特にゲームにも進展がない

…困った…
「…あれ、これもう詰んだ?」

コメントも
「もしかしてもう終わり?」「ゾンビまだー?」
などと、飽きてきたようなコメントばかりだ。


ロケプレイしとけばよかった…これじゃ放送事故だ…
と思ったその時、

ザザザっと大きな効果音と床に、ゲーム画面が砂嵐のようになる!
「うわぁ!!!」
スピーカーからの大音量に、のけぞって情けない悲鳴を上げた


「チキチーさんの悲鳴きたー!!」


「なんだー…ビックリ系だったのかー
 いやー、まんまとやられたわー…あれ?」

画面に目を戻すと、また先程の部屋MAPが映し出されていた。

「まだ続きがあるの…ん?」

よく画面を見ると、際ほどと状況が違う。

主人公がPCの前におり、玄関には、血まみれの服を着た女のようなキャラがいた。

「うおっ! 誰だこいつ!」

コメント
「ホラー展開きたー!」「盛り上がって参りました」


「これ逃げなあかんやろ!…あれ?」
コントローラーを動かすと、主人公ではなく、女のようなキャラの方が動き出す。

「えっ、こっちの怖い方を動かすの!?
 逆ホラーゲーム!?」

「まじかー! すごいなこのゲーム!
 このキャラでもタンスとかしらベられるの?」

タンスの前に立ち調べる。
すると

キィー…と後ろから音が聞こえる

「えっ!?」

驚いて振り返ると、自分の部屋のタンスの扉が開きっぱになっていた。

「なんだ、タンスの音か…

コメント「なになにー?」「操作停まったぞ」

「いやー、ごめんごめん、ビビッたわ、あきっぱになってたタンスの戸の音やったわー」

ホラーゲームをしていると、つい小さな音にも過敏に反応してしまう。
気を取り直して、ゲーム実況へと戻る。

次は冷蔵庫の前に立ち調べる。

ガタッ

「んっ!?」

振り返ると、冷蔵庫が開いていた

「えっ……?」

瞬間、背中に悪寒がはしる。
さっき振り返ったとき、確かに冷蔵庫はしまっていた。

画面に目を戻し、部屋のMAPをヨーク見る…

「まさか…これ俺の部屋…?」

つい声に出していたのかコメントには
「俺の部屋?」「なになに?」
という描き込みがあふれていた。

その中に、赤い文字で
「そうよ」


「このゲームヤバイ! 放送中止!」
急いでゲームを終了しようとすると、不気味な女のキャラは、いつの間にか主人公の背後へと動いていた。

「ひっ!! なんで!  俺うごかしてな…」

その時、後ろから
「そうよ、あなたの部屋よ」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





いかがだったでしょうか?


何かしらの恐怖感を感じたのではないでしょうか。


この作品から恐怖感が感じられる理由として、2つの条件があります。




それは


「ゲーム実況という、日常とリンクする内容



「部屋で密室という、逃げ場のない状况



という事です!



恐怖=  「「状況」」 


つまりどんなシチュエーションだと怖いのかを考えるのが効果的となります。






ではでは