こんにちは、カワカミです!
今回の講義内容も、公募作品の講評を行いました。


ですが、今回は今までとは大きく違う点がありました!
それは…
"シナリオの脚本"の講評であるという点です!
脚本は、小説の"地の文"と"セリフ"、という構成ではなく、
"柱書き" "ト書き" "セリフ"によって構成されており、
脚本そのものが作品ではなく、これを元に撮影が行われるというものです。
脚本の講評は、シナリオ強化月間に限らず、ものジムでは初めてのことだったので、
どんな作品が出てくるのか?
どんな講評になるのか?
といった、緊張しつつも、どこか楽しみでもある、今までとは違った新鮮な感覚でした。

さて、今回の講評で、いつもと違う点は、「映像作品」であるということです。
文章のままではなく、この脚本を俳優が演じて、カメラが撮影し…と、
"映像化"されることを前提とした意見がキーポイントでした。
例えば…
小説では、キャラクターのアクションを、セリフや地の文で演出として
書いて読者に伝えなければいけませんが…
映像作品であれば、セリフで言わずとも、役者の動きで伝える事が出来ます。
なので、説明的なセリフは、アクションとして見せるように落とし込むことで、
説明臭いセリフになることを避け、さらに会話シーンでも動きが生まれるのです。
このように、映像作品ならではのアプローチを踏まえた意見も出ました。

こういった意見は、小説の講評では出てこない意見であり、
この脚本を書いた本人だけではなく、ものジム生徒の全員にとって大変勉強になりました。
と、いうのも…
この作品を応募する先は、今回の公募の中でも最も大きい賞の一つであり、
実は ものジム生徒のほとんどが応募する賞なのです!

今回の講評で出た意見を元に、他のものジム生も脚本を完成させようと奮起していました!
私も応募に向けて頑張ります!
さて、次回の講評では、どのような作品が出てくるのでしょうか?
次回も、ものジムと講評に付き合ってもらう。
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