こんにちは!放課後漫画家志望クラブ部長のとこりともとりです!
今週は、前回に引き続き、似顔絵の描き方の講義!
「似顔絵は、完成度より満足度」という内容を勉強しましたが、具体的な「満足度の上げ方」を教えていただきました。
これも、心理学的観点から見たものが含まれております!
先々週のものジムブログで、「たいやき」という長所と短所が裏表に書かれたゲームをやりました。
http://monogym.blog.jp/archives/19386341.html
ざっくり言うと
「自分の自覚した長所」と「他人から見た自分の長所」があり、
「他人から見た自分の長所」を知ることで、自分自身の新しい一面に気づくことができる、という内容でしたね。
では、みなさん、質問です。
似顔絵を描くとき、
「本人が思っている「自分の長所」を描く」のか
「自分から見た「その人の長所」を描く」のか
どちらのほうがより満足度が上がると思いますか?
これは、ジム生のなかで真っ二つに票が分かれた上に
この質問を選んだ人の中に、共通したある特徴がありました。
あなたはどちらに当てはまるのでしょうか?
選び終わったらページ下部へスクロールしてください。
選びましたか?
ものジムでは
「本人が思っている「自分の長所」を描く」を選んだ人は、全員男性
「自分から見た「その人の長所」を描く」を選んだ人は、1人以外全員女性
という結果になりました!
単純に、上は男性的な考え方
下は女性的な考え方、と考えられますね!
では、なぜこのように分かれたのでしょうか……
「本人が思っている「自分の長所」を描く」を選んだ人は、「自分のよいところを見てほしい」と考えている人
「自分から見た「その人の長所」を描く」を選んだ人は、「自分の本当に良いところを見つけてほしい」と考えている人
だからです。
男性は自分自身の中に良いところを見つけようとし
女性は自分で見つけるより、他人に見つけてもらうほうが嬉しい、と考える傾向にあるようです。
ちなみにどちらが似顔絵向けかというと「本人が思っている「自分の長所」を描く」だと思われます。
似顔絵で「自分から見た「その人の長所」を描く」をしてしまうと、たとえばホクロがコンプレックスの人がいて、自分はそのホクロがチャーミングだと思ったからと強調した似顔絵を描いても、本人はちょっと複雑な気持ちになっちゃいますよね。
「似顔絵は完成度より満足度」ですから、できるだけ満足度を下げるようなことはしないほうが良いです。
もちろん嫌味なく「自分から見た「その人の長所」を描く」ことができればいいですが、初対面のひとにそれをするのは、かなり人間観察力に優れたひとでないと難しいのではないでしょうか。
ちなみに、「自分から見た「その人の長所」」を見ると喜ばれるのは、「占い」です。
占いは、元から、自分の新しい一面を見るために行くものですし、女性の方が占いを信じている割合が高いことを考えても、女性的な考え方であると思って間違ないのでは。
この他も技術面からの似顔絵の描き方や、なぜ「同じような失敗」を繰り返してしまう人が多いのか、など、創作だけでなく日常生活でもタメになる内容を教えていただけました!
ちなみに月曜日のデジタルイラスト専科の面々で、ものジムの一角をみんなでハロウィン仕様に飾り付けました!
にぎやかな感じになりました!
デジタルイラスト専科でイラストを習うと、こんな楽しいことができるようになりますよ♪
ではでは。
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