こんにちは!
放課後漫画家志望クラブ部長の、とこりともとりと申します!



今回のものジムは、特別講義
DTPデザイン講師の方にお越しいただきました!(※諸事情により、お名前は控えさせていただきます)



講義の最後、ものジムのあたらしいチラシのデザインを、みんなで案を出して考えてみました。



優秀賞を取った「新しいチラシ」のデザインがこちら!



みやけ





他にも、優秀なデザインの広告が数多くそろいました!


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ひとつひとつ、先生からコメントをいただき、
よいところと改善点を教えていただきました。



講評




世の中には、こういうことがたくさんあります……

「これは絶対売れる!」
と思って作った商品が、
実際に売り出してみると、まったく売れなかった……
商品開発の人たちは口々に言います。
「この商品の何が悪かったのか?」
「デザインか?販売店か?」
「この商品は失敗だ!」
……この人たちは、おそらく、気がつかないのでしょう……
「売り方」が悪いのでは? と……





たとえばのお話をします。

あるところに、自社のイベントはデザインが古臭いのが原因でお客さんが来てくれないのだ、と考えた人がいます。
その人は、「若者が足を止める、魅力的なデザインを」と言って、チラシのデザインを、デザイナーさんにお願いしました。
出来上がった広告は、すばらしいものでした。
これなら来てもらえる! と、チラシを大量に配って、いざ発売日を迎えました。

ところが。

イベントには、まったく人が来てくれませんでした。その人は、デザイナーさんに文句を言いました。
「お宅のデザインを使ったが、大失敗だった!」と……。



しかし、その人は、ある大切なことを考えるのを忘れていました。



そう、「売り方」……つまり、「宣伝のやり方」です。



その人はデザイナーさんに作ってもらったすばらしいデザインのチラシを、「近所の民家に配るだけ」しかしていなかったのです!

チラシのデザインは大切ですが、それを「見てくれる人」が少ないのであれば、当然商品は売れません。
また、たくさんの人に見てもらえるように宣伝したとしても、広告のデザインが雑だったら、そもそも中身を見てもらえません。

「宣伝のやり方」「広告のデザイン」「商品の開発」……多くの方がかかわって、初めて「魅力的なコンテンツ」を作ることができるわけですね。






さて、広告の話に戻ります。

先生は、「みんなはものジムをどうしていきたいか?」という議題を出されました。
おのおの、「マンダラート」という手法で考えていきます。


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「こうなりたい」だけではなくて、
「どうやっていくか」
まで、掘り下げて考えました。



これをやることで、目標が明確になり、新しいアイデアが産まれます。
個人的によく出たなと思ったアイデアは、「各分野に対して刺さる広告をつくる」というものです!



ものジムには、違う目標を持った、多くのジャンルの人がいます……
漫画家志望、ゲームクリエイター志望、小説家志望……
そして、プロ志望なわけではなく、「絵を描くのが好き」「オタクな話ができる友達がほしい」という理由で通っている人もいます。



いままでは、それをすべて「ものづくり」という言葉でひとくくりにして、広告を作っていましたが
それだと、雰囲気がふんわりとしていて、「何をやっているのかよくわからない場所」になってしまっていたのでは?



なので、「漫画家志望なら漫画家志望に向けて」「小説家志望なら小説家志望に向けて」の広告が必要なのではないかと感じました!



それをうまく一枚の広告デザインに落とし込んでいたのが、こちらの案!

おんD


現在のジム生の中でもっとも比率の高い「漫画家志望」を例にして、「プロ志望の人」へ向けて。
「部活動などもある」という部分を、「創作を楽しみたい人」にも向けて。
「創作をしたい」と思っている人に刺さるであろう広告案になっていました!



講義終了後は、有志を集って、おなじみのクリエイター交流会。近所のお好み焼き屋さんへ行ってきました!
お酒の入った状態で、創作論について思う存分聞ける機会があるというのも、ものジムの良いところです!



先生、ありがとうございました!



来週は、「目標が絶対に叶う、一日10分の新しい習慣」!?
こいつぁ、やるっきゃないぜ!
次週もお楽しみに!